学校をやめて家計のために働きはじめるのは、ある程度働けるようになった10~15歳の子ども達が多いそうです。
10~15歳の、学校に通う子ども達と学校を途中でやめてしまった子ども達それぞれ10人ずつ、合計20人に将来の夢を聞いてみました。
学校に通う子ども達10人中3人は、「お医者さん」と答えました。
医療が受けられないことが多く、家族の1人が病気だったりすることから、それを治すことができる医療者に憧れるみたいです。
10人中2人は、「学校の先生」と答えました。
将来、自分に勉強を教えてくれた先生たちのように、移民の子ども達に勉強を教えたいそうです。
他には、サッカー選手、料理人、物作り職人等があがりました。
学校を途中でやめてしまった子ども達は、10人とも日雇い労働をしています。
「正社員になりたい」、「家族とずっと一緒に暮らしたい」、「安定な仕事がしたい」と答えました。
医者や教師は、大学に行って資格をとらないと厳しい面があります。
不安定就労を徐々になくしていって収入が安定した家庭が増えることで、今は1割程度の子ども達しかとることができない、「ミャンマーに帰って大学にいくという選択肢」もつくっていきたいです。
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