ミャンマーからの移民の子ども達が通う移民学校は、Migrant Educational Coordination Center(MECC)という財団と、いくつかのNGOによって運営されています。
NGOはそれぞれ支援する学校が決まっていて、MECCが、移民学校間の差がでないよう支援が分配されるように調整する役割をしているそうです。
今回は、MECCの職員2人に、移民学校を支援する上で大変なこと、困っていること、楽しいことややりがい、やってみたいこと、理想の支援、あったらいいなと思う支援について聞いてみました。
移民学校を支援する上で大変なことは、最後まで学校に通っても大学に進学させてあげられず、その先の将来に繋がる勉強を続けてもらうことが困難であることだそうです。
移民学校は、ミャンマーの教育課程が導入されていて、タイでは高校卒業認定にならないので大学に進学することが難しいそうです。
困っていることは、予算が足りないこと、子ども達のもつ権利が少ないことだそうです。
移民の人達は、親は合法でタイにいても子どもは不法であったりすることも多く、不法だと、タイで与えられる権利をもてないそうです。
楽しいことややりがいは、教育を受けられない子ども達が教育にアクセスできるようにすることで、未来のリーダーを生み出すことができるかもしれないことだそうです。二人とも、この仕事にとてもやりがいをもっていると言っていました。
やってみたいことは、資金をもっと集めたいそうです。
資金が持続可能に集められる仕組みをつくることができたらいいなと思いました。
理想の支援については、互いに助け合い、より良い生活を送るためにないものを補い合うことという素敵な答えがかえってきました。
あったらいいなと思う支援については、子ども達が自分の人生の道を選ぶことができる機会を提供することだそうです。
これには私自身もとても共感で、NGOがすることが難しいこういった部分を私はしていけるといいなと思いました。
どんな環境の子ども達にも、自分の進む道を自分で決める権利があると思います。
MECCやNGOとは色々連携をして、お互いに役割分担しながら、一緒に子ども達の将来を拡げていけたら嬉しいなと思っています。
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